本研究の結論:
(1) 木の実とピーナッツの摂取は肥満に影響を与えないこと
(2) 対照食と比較して、アーモンドを豊富に含む食事の摂取は胴囲の減少
ナッツ類が体に良いということはかなり有名な情報となってきました。積極的にナッツを生活に取り入れたいと考えている人も多いと思われますが、脂質が多く高カロリーであるナッツ、食べ過ぎると太るというイメージが持たれていると思います。そんな中、ナッツは食べても太りにくいというデータが報告されているので紹介します。
2021年に実施されたネットワーク メタ分析とシステマティック レビューは、木の実とピーナッツが体重 (BW)、体格指数 (BMI)、胴囲 (WC)、および体脂肪率 (BF%) に及ぼす影響を最大6768名のデータ(合計 105 のランダム化比較試験 (RCT)をもとに解析しています。
結果としてナッツの摂取によって体重、BMI、ウェスト、体脂肪率のいずれでも有意な増加は観察されませんでした.ただしたヘーゼルナッツ摂取ではウェストの増加が見られていますので注意が必要です。特にアーモンドを多く摂取した群ではウェストが大幅に減少していた。
ナッツの摂取が減量に影響するかどうかを評価するために設計されたRCTのみのサブグループ分析では、アーモンドはBMIの減少と関連し、くるみは体脂肪率の減少と関連していました。
結論として(1) 木の実とピーナッツの摂取は肥満に影響を与えないこと、(2) 対照食と比較して、アーモンドを豊富に含む食事の摂取は胴囲の減少と関連していたことを裏付けています。
ナッツのもたらす満腹感は結果的にダイエットにつながる可能性が考えられます。その他多くの健康効果が報告されているナッツですので、うまく生活に取り入れていきましょう。
Fernández-Rodríguez R, Mesas AE, Garrido-Miguel M, Martínez-Ortega IA, Jiménez-López E, Martínez-Vizcaíno V. The Relationship of Tree Nuts and Peanuts with Adiposity Parameters: A Systematic Review and Network Meta-Analysis. Nutrients. 2021 Jun 30;13(7):2251. doi: 10.3390/nu13072251. PMID: 34208812; PMCID: PMC8308485.

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